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Posted by ミリタリーブログ at

2008年11月02日

塗装ノスヽメ2

みなさんおはようございます☆

本当は昨日更新したかったのですが、ハロウィンなので(謎)夜中まで従兄弟と遊んでいて、アップできませんでした。楽しみにしていただいていた方、ごめんなさい~。

さぁ、先日は塗装の前の表面処理について簡単にご紹介しました。
今日は本番の塗装についていろいろと書いていきます。(長いですよ・・・。)


まずは、処理の終わったパーツを台所用中性洗剤で洗います。
余分な油分を除去し、塗料の食いつきをよくするためです。
重要なのは「すすぎ」です。
せっかくキレイにヤスリがけが終わり、洗ったパーツも、洗剤が残っていては文字通り「水泡に帰す」わけで・・・w
意外と見落としがちなので丁寧に。出来ればぬるま湯を使うと良いかと思います。
手油が付かないよう、ゴム手袋など用意するとよいですよ。




つぎに塗るパーツに「持ち手」をつけます。
私はクリップを良く使いますが、はさめねぇよwwというパーツは、両面テープをつけた割り箸を見えない部分にくっつけたり、穴があればそこに綿棒を差し込んだりしてます^^;
※しっかり固定しないと、ぽろりと落ちてホコリがくっつくなどの悲劇に見舞われます!!

棒の持ち手は塗ったあとに発泡スチロールに刺して乾燥を待ちます。


準備が出来たらいよいよ塗装です!

本塗装に入る前に、ABS(プラ)のパーツには「サーフェイサー」という下地塗料を吹きます。
※模型屋さんに売ってます。これにも番手がありまして、私は1000番くらいを良く使います。

これは何かというと、
「細かいキズを隠す」「塗料の食いつきを良くする」「塗料の発色を良くする」作用のあるもので、そのまま塗るより仕上がりが断然良くなります。

特に黒いパーツにTANカラーを塗るときなど、そのままでは下の黒が透けてしまい、隠すために結果厚塗りになってしまうなどの失敗がなくなります。

ただ、私はHWスライドや金属パーツなどのときは、そのまま本塗装をしてしまうこともあります。これは「サーフェイサー」の多くがグレーや白色をしており、もし塗装がハゲてしまったときに、まんまその色が出てくることがあるからです。
キズも風合いと捉えるときには、むしろおもちゃっぽくなってしまう場合もあるわけです。

ともあれ、ストックや、グリップなんかを塗るときには効果がありますので一長一短ですね。


金属パーツにはメタルプライマーという下地剤も有効です。


さぁ、塗装にはいりましょう~。
私はいつもの感覚で距離をおいて測ってみたら、約20cmほど離しているようです。
これは使用する塗料の粒子の粗さなども考慮すると調整がいるわけですが、ポイントは「近づけすぎないこと」です。

良くある失敗の一つに「塗料の吹きすぎ」がありますが、これはまず最初の距離が近すぎることが初心者には多いようです。

逆に、遠すぎますと塗料がパーツに到達するまでのあいだに空中で乾燥してしまい、表面がザラザラになってしまったり、パーツとの間に浮いているホコリを巻き込んで吹き付けてしまうことがあります。
あえて距離をおくことで「梨地」のようなザラザラな表面を作り出すことも可能ですが、スプレーに慣れてから挑戦するほうが良いかと思います。

それから、新品のスプレーや、しばらく使わなかったスプレーの「1ショット目」はパーツに吹かずに、どこか紙などに試し吹きを必ずしてください。
塗料がノズルで固まっていたりしますので、本来の噴射量が得られなかったり、急にドバッと出て失敗する可能性があります。

塗料の吹き方のコツは、まず「サッと吹くこと」です。
1回目は下地が見えていようが、塗料の付いていない部分があろうが大丈夫ですので、「一度で吹こうと」せず、何度か「薄い」重ね塗りによって仕上げることを意識してください。
30~60分乾燥させ、またサッと吹く。これを絶対に焦らず2度3度繰り返していけば、きっと上手くいきます^^



キレイに吹けたら乾燥時間を十分にとりましょう。
通常ですと半日も乾かせば、手で触る分には問題なくなりますが、塗料の持つ「表面硬度」が本来の硬さに到達するまでには意外と時間がかかるものなのです。
塗料にもよりますが、組み込むまでには1週間は乾燥させたほうが見返りも大きいかと思います。
私もせっかちなのであんまり待てないんですけれども・・・^^;


それから、最初に悩む「使用する塗料」についてですが、これは私も研究中でして、どれがイイ!とか言えないのです・・・。
「そこが一番知りたいだろ!」と思われるかもしれませんが、ガンショップに置いてあるトイガン用の塗料ならおおむねいいだろう・・・とだけ言っておきます^^;店員さんに聞いてみるのもいいかもしれません。

【お☆ま☆け】

みなさんおつかれさまでした。ここまで読んでくださってありがとうございます。(読んでる人いるのか?)
最後におまけとして、私のモデラーとしての腕を晒しておきます。


この程度で長々と偉そうなこと書いております。  

Posted by ですだよ at 07:48Comments(13)塗装についてあれこれ

2008年10月31日

塗装ノスヽメ

みなさんこんばんは☆

今日はいつもコメントで応援してくださっている「kilo」さんのご要望にお答えして、超初心者向け、塗装ノウハウをご紹介します。
文章ばかりで観辛いかもしれませんがごめんなさい!

私は元々プラモデル、フィギュア方面の人間でして、私の技術は主にそっち方面からの応用+いかに手抜きをするかというアレンジなので、トイガンにおいてはセオリーをはずれているかもしれません。

ただし基本は一緒ですので、それなりの仕上がりにはなるはずです。



まずは塗装の前に元々の塗装を落としたり、製品成型時に生まれるパーティングラインを消したりする作業を行いますのでそれに必要な道具です。

「紙やすり」紙やすりには「番手」という区分けがありまして、数字が大きくなるほど、表面が滑らかに仕上がります。
逆に番手が小さくなるほど表面は荒れますが、良く削れるようになります。
私は塗装のときには600~1000番くらいを用意しています。

「あて木」左下の青いのがそれです。要するに平面をキレイに仕上げるためのガイドですね。これがないとエッヂが丸くなってしまいます。ま、平らなものに紙やすりを両面テープで貼り付ければおk。

「ブラシ」削りカス除去のための歯ブラシ、入り組んだ部分の塗装を落とすナイロン、真鍮、ステンレスブラシです。
プラのスライドのセレーションや、刻印部分にはナイロンブラシ、金属パーツの細かい部分は真鍮・・・といった具合に使い分けます。
スチール素材で塗膜が頑強なときなどはステンレスブラシで。

「スポンジやすり」仕上げに使います。紙やすりよりも曲面が作業しやすくなり、洗えば何度も使えます。こちらもいろいろな番手があります。

「棒やすり」金属パーツの整形や、すりあわせに使います。塗装の際には、あれば便利くらいでなくてもなんとかなります。

「ケガキ針」刻印を彫るときや、セレーションの調整に使います。
やすりをかけていると刻印が薄くなったりしますので、消えてしまう前に少しずつ彫ってやると大惨事にはならないかと^^;

すべて模型店、100円ショップで1000円ほどで揃います^^



以前撮影したものですが・・・塗装を落とし終わったスライドです。
このように場所によって使う道具を変えると、効率よく、キレイに仕上がります。
スライドくらいの大きさなら、先に「塗装はがし剤」で大まかに塗料をふき取っておくと作業が楽になります。ホームセンターや模型屋さんなら手に入るでしょう。※ただし、溶剤はプラを侵食して溶けたり割れたりする原因になるので、染み込むほど大量に使わないようにしてください。

この表面処理で、塗装の仕上がりの80%は決まると私は考えています。
小さなパーツ(小さな銃)ほど、細部が気になるものなので丁寧に、逆に長モノの大きなパーツなどは、そこまで神経質にならなくても適当でOKです。

さぁ下地は出来ましたか?!次回は塗装編ですよぉ☆  

Posted by ですだよ at 02:00Comments(8)塗装についてあれこれ